「ACE Studio 2.0」Turboモード編
このページでは、「ACE Studio 2.0」で追加された「Turboモード」について解説します。
【Turboモードの主な特徴】
レスポンス速度の向上:歌唱データを編集した後の再演算の速度が向上し、次の作業に移るまでの待ち時間を短縮できます。
通信料の節約:データのやり取りをローカルで完結させるため、ネットワークの使用量を抑えることができます。
最新ライブラリで使用可能:Verse25以降のボイスライブラリで利用できます。
ハードウェア要件:PCの計算リソースを消費するため、使用には事前にパフォーマンステスト(ベンチマーク)をクリアする必要があります。
ACE Studio 2.0で追加された「Turboモード」は、スピード重視の編集専用モードです。
通常、ACE Studioの高品質な歌声合成はクラウド上のサーバーで行われますが、Turboモードを有効にすると、ユーザーが使用しているPCのハードウェアを使って、ローカルで音声を生成するようになります。
ただし、ローカルでのリアルタイム処理を実現するために、計算負荷を抑えたアルゴリズムが採用されているため、音質は若干損なわれます。
設定の起動

- [ファイル]>[設定]の順にクリックします。

- 「レンダリング」をクリックします。
パフォーマンステストの実行

- 「テストを実行」をクリックします。

- 「テストを実行」をクリックします。

- パフォーマンステストが実行されるので、しばらく待機します。

- 「パフォーマンスは良好です」をクリックします。

- 「テストを実行」がグレーアウトされ、「ターボモード」と「プリレンダリング」にチェックが入っていれば設定完了です。

※ハードウェア要件を満たしていない場合は、レスポンスが遅くなり音質も劣化するだけなので、従来のクラウドレンダリングを利用しましょう。
2026年2月現在のTurboモードは、以下のような使い分けをするのが良さそうです。
【TurboモードON】
・作業中:歌詞やピッチの修正など、トライ&エラーを繰り返す編集フェーズで使用。
【TurboモードOFF】
・最終確認・書き出し:クラウドのフルスペックモデルで最高品質の歌声を得たい仕上げフェーズで使用。
最近はクラウドレンダリングのままでもレスポンスが速くエラーも少なくなりましたが、今後TurboモードがAI楽器モデルにも適用されれば、楽曲制作の全工程がさらにストレスフリーになりそうです。

