このページでは、ACE Studioで自分の声やインターネット上で公開されている歌唱データベースを使用して、独自のAIシンガーを作成する方法を紹介します。
カスタマイズAIシンガーの作り方
- ACE Studioを起動し、「カスタマイズする」をクリックします。

- ブラウザが起動し、カスタマイズAIシンガーの管理画面が表示されます。

- 「新しいボイスをカスタマイズ」をクリックします。

- 「AIシンガー名」に任意の名前を入力し、「以下の条項に同意します」の内容を確認した上で、チェックボックスをクリックします。

- 「次へ」をクリックします。

- 学習に使用するファイルをD&Dします。今回はNo.7歌唱データベースのwav_PTフォルダ内のファイルを使用します。

- 「次へ」をクリックします。


- 「トレーニング開始」をクリックします。

- ファイルがアップロードされるのを待ちます。

- トレーニング(機械学習)が開始されるのを待ちます。以降はこのページやブラウザを閉じた場合もトレーニングが進みます。


- トレーニング完了後は、作成したカスタマイズAIシンガーの管理画面が表示されます。完成したモデルとして「Rare」「Medium-Rare」「Medium」「Medium-Well」「Well-Done」の5つが用意されており、初期状態では「Medium」が選択されています。

- 「プロファイル編集」をクリックすると、作成したAIシンガーのアイコン、ACE Studio上でAIシンガーを検索する際に利用できるタグ、AIシンガーを読み込んだ際のデフォルト言語を設定できます。


- 設定が完了したら「保存」をクリックします。

- 「ボイスの管理」から、AIシンガーのモデルを選択します。今回は「Well-Done」の「デプロイ」をクリックします。


- ACE Studioが起動し、マイカスタマイズシンガー欄に作成したAIシンガーが表示されていれば完了です。公式シンガーと同じように利用可能です。

作成したカスタマイズAIシンガーの歌唱サンプル
「DTMステーション」にご掲載いただきました
自分の歌声を元に簡単にAI歌声データベースの作成も可能。海外からやってきた歌声合成ソフト、ACE Studioがスゴ過ぎる!dtmstation.com/archives/67221.html
DTMステーション 藤本 健様
何度かトレーニングを試しましたが、学習元の音声ファイルの量が多く、品質が高い場合は「Well-Done」が一番学習元の音質、歌い方の特徴を残していると感じました。